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シミの種類について

シミの種類について

皆様いかがお過ごしでしょうか。本格的に年末年始のお休みに入られた方が

多いのではないでしょうか。当院は元気に31日まで開院しておりますので、

是非お立ち寄りください。連日満員御礼で、シミのご相談も多くいただいて

おりますので、今回はシミの種類について書いていこうと思います。

お付き合いください😉

シミといっても主に5種類に分けられます。

① 老人性色素斑
② 後天性真皮メラノサイトーシス(ADM)
③ 雀卵斑(そばかす)
④ 肝斑
⑤ 炎症後色素沈着

① 老人性色素斑
これは、皆さんがおっしゃられる、いわゆるシミという認識で良いです。
主に紫外線の障害による表皮のケラチノサイトという部分の良性腫瘍性の変化です。
ゆっくり拡大し、徐々に濃くなります。
老人性色素斑が進行すると、盛り上がったようなシミになり、これを脂漏性角化症と呼びます。
熱傷やニキビの跡にできる場合もあります。

② 後天性真皮メラノサイトーシス(ADM)
あまり聞き慣れないかと思いますが、13歳以上(多くは20歳以上)に初めて見られる色素斑で、
多くは両側対称性です。
色調は灰色〜褐色です。年月とともに濃くなるということはあまりありません。
真皮(深い部分)のメラノサイトの異常な活性化が原因とされています。
6つの特徴的な部位に見られます

③ 雀卵斑(そばかす)
学童期に発症し、両側頬部、下眼瞼、鼻根部に散在します。
色白の乾燥肌の女性に多く、家族内発生も見られることが多いです。
妊娠で増悪しうるためホルモンに関連したり、紫外線は明らかな増悪因子です。
色素を作るメラノサイトの機能異常であり、根治は難しいですが色素をなくすことは可能です。

④ 肝斑
16歳以上に発症する後天性の顔面色素斑。主に頬骨部、前額部、口周りなどに見られます。
左右対称であることが多いです。褐色で境界不明瞭〜時に網目状であることもあります。
他の老人性色素斑やADMとの合併例も多いです。ADMと違い経時的変化があります。
摩擦などの慢性的な刺激が原因とも言われています。

⑤ 炎症後色素沈着
外傷や熱傷などの皮膚の損傷が治癒した後に、皮膚の色素沈着を起こすもの。色素沈着の起こりやすさは外傷の程度に大きく依存します。広い意味で慢性的な炎症を起こすアトピー性皮膚炎やニキビなどによる色素沈着も含まれます。表皮の1番深い部分(基底層)のメラニン増加が見られます。基本的には自然治癒することが多いです。顔で半年、体感・上肢で1-2年、下肢で3-4年と言われています。一部は老人性色素斑が発生する場合がありますので、その場合はレーザー治療が必要になります。

シミといってもたくさんの種類がありますね。

またそれぞれが混在していることが多いです。

皆様のシミはどのタイプかわかりますでしょうか❓

気になられる方は是非大垣美容クリニックにご相談ください。

肌診断装置(VISIA)はカウンセリングと共に初回無料で受けていただけますよ☺️

私たち大垣美容クリニックは大垣の皆様と共に成長したいと考えております。

ご意見がございましたらいただけますと嬉しいです。

これからもよろしくお願いします。

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